一人声劇台本

ドモ┏◯))モッチーです┏○ペコッ
一人声劇台本書いてみました。
おかしな所があるかもしれないですがそこはご了承ください┏○ペコッ
一人称、二人称、語尾などは読みやすい様に変えていただいても大丈夫です。




【ビデオレター】
生まれつき持病を持っていた僕。そのことをずっと彼女に隠してて、何度も迷惑をかけてばかりだった。
今回もその病気のせいで倒れてしまった…。そして今日、僕はお医者さんに告げられた。
僕が生きれる時間はあと3ヶ月だってことを。
だから僕はビデオレターを残すことに決めた。
「…ん〜。ちゃんと撮れてるかな?…よし!
『えーと…。実はさ、話さないといけないことが沢山あって…。
君も知ってるように僕はもう長く生きれないみたいでさ…。
だから、ビデオレターを残すことにしました。
僕が君に話さないといけないことが3つあります。
1つ目は、僕の病気のこと。
僕は今までいっぱい君に迷惑をかけてきたよね。
君は気づいちゃってるかもしれないけどぼく、生まれつき持病持っててさ。
でもまだ全然軽いほうだったんだよ。
生活にも影響は出ないしほんとはさ治るはずだったんだよ?
でも僕はある日事故にあっちゃって…。それからどんどん僕の病気は悪い方向に行っちゃってさ、それで今の状態になっちゃったんだ。
2つ目は、君と会えてよかったってこと。
僕さ、君に出会えて本当に嬉しんだ。
だって君はこんな体の弱い僕のことをいっつも心配してくれてさ。
僕は君に心配してもらえてとっても嬉しかったんだ。
”あぁ、こんな弱い僕のことこんなに心配してくれるんだな”って。
僕が少し立ちくらみした時僕は”大丈夫だよ”って言ったのに君は、泣きながら”大丈夫?”ってものすごくしんぱいしてくれれたよね。
それが本当に嬉しかった。
3つ目は、今まで君に言えなかったこと。
今まで沢山迷惑かけてごめんね。
本当にありがとう。
最後に僕がいなくなっても忘れないでほしい。
君がずっと僕のことを思ってくれていたらいつでも君の中にいるから。


…本当は、ずっと君と一緒にいたかった…。
君との思い出をもっと作りたかった…。
なのになんで…!
なんで僕なんだよ…!
なんで僕がこんなことに…
何で…?
やだよ!!!死にたくないよ!!!
誰か…誰か助けてよ…』



こんなこと言うはずじゃなかったのに…
本当にごめんね。

…はぁ、撮り直さなくちゃ…」


【世界はすべてを変えてしまった】
世界はすべてを変えてしまった。
僕の友達を、世界は変えてしまった。

小学生の時、僕ら3人はクラスのみんなにいじめられていた。
僕らは、いじめられているからこそその辛さが分かり合えていた。

中学生になり、一人は別の学校へ、僕ら2人はそのまま繰り上がり。

中学生になり、いじめは減ったけど少しまだいじめはあった。

高校生になり、みんなバラバラになった。

「良かった」って思ったけれど、まだ数人は、一緒だった。
「いつまでこの人達と一緒にいればいんだよ」
そうおもっていた。
僕と同じ気持ちを味わっていた人ももちろん一緒だった。

でも、日が立つにつれ、その友達は、僕のところからかけ離れて行った…

「何であんなに楽しく出来るんだろう。」
そう思っていた。

数カ月が立ち、僕の親友は、本当に変わっていった
ピアスを何箇所にも開け、舌にもピアスを開けていた。

僕達のいる学校が、
親友の友達が、
僕の親友を変えてしまった。

なんで、?
なんで僕の友達を変えちゃったんだよ!
君は、馬鹿だ。

親友が変わってしまったのは、今もまだ辛い思いをしていたから。
楽しくしていたのは、僕の方だった。

友達が辛い思いをしていたのに、僕は、助けることが出来なかった…。
僕は、君以上に馬鹿だ…!

何できずいてあげられなかったんだろう?

ただ一人で辛いことを隠していた。
だから友達は”リスカ”をし始めていた。

それを見てからきずいた。
この人は辛いことを隠しているんだなって。
なんでもっと早く気ずけなかったんだろう。
友達が自分自身を傷つけてから
きずいて
「なんか辛いことあったら言ってな」
とか…。

きずくの遅いよなって思って、結局何も出来なくて…。

それでも友達は僕を頼ってくれて…。

なんでこんな僕のことをずっと頼ってくれるんだろうって…

嬉しかった。
こんな頼りない僕をこんなにも頼ってくれて…

だから僕も一生懸命君の相談に応えようって。



君は好きな人ができて、失敗して。
また好きな人ができて、失敗して。

その繰り返し。



すると今度は
「もう恋はしない」

とか言っちゃってさ…。


僕は友達がずっと一生懸命に今までやっていたことを知ってる。
隠してることも大体わかる…

(あぁ、また何かあったんだな)
て思ったりしていた。

友達は、
「もう恋はしないとか言ってたけどまた好きな人ができた…どうしよ…」

そう聞かれた。

君はずっといろんなものを我慢して来たからもう我慢することはないんじゃないかって思った。

結局友達は恋人を作って…

僕にはもう君に出来ることは何も無いんじゃないかって…

でも、恋人ができたからこそ悩むことが増えたみたいで
ほとんどの相談が恋愛話だった。

ある時、
「彼氏のお母さんにすごい嫉妬とかヤキモチとか焼いたりするんやけどそれってキモいかな」って聞いてきた。


恋愛経験のない僕でもそれはわかる。

「きっとそれはその人が羨ましいって思ってるんだよ」って言ってみたり。

友達と悩み合うのが楽しくて、
誰かの相談に乗るのが楽しくて、
何よりも親しい人に頼られんのが嬉しくて。

僕も早く変わらなきゃなって思えて。

本当に嬉しかった。
伝えきれないほどのありがとうが今ここにある。

いつまでも繰り返す
「ありがとう」
をキミに。


【存在】
今までありがとう?
迷惑かけてごめん?

何それ?
まるで自分は、この世から消える。みたいな言い方。
もう支えも何もいりませんってか?

違うだろ?
人は死ぬまでずっと誰かに支えられてないと生きていけないんだよ。
支えがなければ崩壊する。

何もかも1人で抱えて生きていける人なんかいねんだよ。

支えてくれる人がいるから今生きているんだよ。

「自分は、誰にも必要とされてないから」
とか
「自分は、生きとる意味無いから」
とか
よく聞くけど、
必要とされてないって言っとるけどじゃぁ何でそんなこと話す?
生きとる意味無いからとかそんなこと言って本当は愛されたいからじゃねーの?

嘘は付けばつくほど自分を傷つけるだけ。
言いたいことあるならはっきり言え。

必要とされたいとか自分では周りの人に必要とされてないって思っとっても意外と君のことを必要としてる人はいっぱいおるんやから、
死にたいとか勝手に言うなよ!

バカは馬鹿でも頭いい人よりいいところいっぱいあるんだから。

自分のことを否定する人なんか気にせずに自分らしく生きれることが出来るんならそれでいいじゃん!

悩みがあればあるほど良い奴やと俺は思う。
だって自分のこと以外の他人のことちゃんと考えることが出来とんやから。

全部が全部思いどうりに行かんくっても
それでも、楽しけりゃそれでいいじゃん?

だから死にたいとかいうな
君という存在は、君のたった1人しかないんだから。


‪終わってしまった時間はもう戻らない。たとえいくらやり直したいと願っても、どれだけ後悔してももう過去は変えられない…‬